ロー ドクロサイトはインカ帝国が栄えたアンデス山脈から産出される事から「インカローズ」の名称がついたといわれます。薔薇色の愛、薔薇色の
幸福をもたらす「ピンク色のバラ模様を呈した真珠」として大切にされてきたと伝えられています
ロードクロサイトの和名は菱マンガン鉱(MnCO3)。鉱物名は ギリシャ語のrhode(薔薇)とchrom(色)に由来しています。マンガンは、しばしばピンク・トルマリン、モルガナイト等、美
しいピンクの宝石の着色原因となります。和名は結晶が菱形の面を持つ結晶系に因るもの。
このロードクロサイトが産出した、稲倉石鉱山は小樽市から30分
の函館本線余市駅北西約15kmの地にある古平町より更に南西約13kmの積丹半島にあった。昭和59年鉱量枯渇のために閉山するに
至るまで、地元ではシャコタンローズの愛称で親しまれた。
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